『あすなろ通信』2010年2月第152号

発行
高松あすなろの会
主な記事

高松あすなろの会 第27回定期総会のご案内

1983年に発足した高松あすなろの会は、今年で27年目を迎えます。

いよいよ、改正貸金業法完全施行の年になりました。

ところが、私たち30年来の念願であった高金利被害をなくす法律である改正貸金業法が、いま、危機的状況にさらされています。

今年は、改正貸金業法の完全施行を求める定期総会です! ふるってご参加下さい。

日時
2010年3月13日() 午前10時〜午前11時30分
会場
高松市市民文化センター 3階 第1集会室

所在地
〒761-0068香川県高松市松島町一丁目15番1号
電話番号(代表)
087-833-7722
  • ご参加の皆さまに、お弁当をお出しいたしますので、準備の都合上事前に高松あすなろの会事務所(電話番号 087-897-3211)まで参加のお申込みをお願いします。

そして、午後からは同会場で下記の催しがあります。引き続きご参加下さい。

多重債務問題を考える香川2010 多重債務・失業・生活苦など貧困による自殺問題を考える集い

基調講演
「防ごう自殺 ―心の絆を求めて―」

  • 藤岡邦子さん(香川県精神保健福祉センター所長 精神科医)
シンポジウム
「現場から貧困と自殺を考える」

日時
2010年3月13日()午後1時30分〜4時30分
会場
高松市市民文化センター 第1会議室

所在地
〒761-0068香川県高松市松島町一丁目15番1号
電話番号(代表)
087-833-7722
参加費
一般
500円
弁護士・司法書士
1,000円
学生・障害者
無料
主催
多重債務問題を考える香川2010実行委員会
後援
香川県司法書士会
香川県精神神経科診療所協会
香川県労働者福祉協議会
多重債務による自死をなくす会コアセンター・コスモス
全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会
全国クレジット・サラ金問題対策協議会
連絡先
高松あすなろの会

所在地
〒761-8081香川県高松市成合町559番地15
電話番号
087-897-3211

体験談『入会して8年目の母』

  • S.H.

私の母は、現在74歳、ひ孫も生まれ4世代で同居しています。

母は、高松あすなろの会に入会して8年目になるのですが、現在もパチンコ&サラ金との付き合い(?)をしております。

こんな母に家族全員呆れています。

入会前

約20年前、母がサラ金から500万円位借金をしていることがわかり、私が立て替えて全額支払いました。その4〜5年後に、母はまたサラ金から300万円位借りていました。

借金の原因はパチンコでした。

「今後はパチンコも止めますので、借金を立て替えてください」と母に懇願され、このときも私が立て替えて全額支払いをしました。

当時はまだ、高松あすなろの会の存在も知りませんでしたし、パチンコ依存症なども全く知りませんでした。私は母の言葉を信じ、パチンコは止めてくれるものと思っていました。

入会するきっかけ

ところが、2002年、3回目のサラ金からの借入が発覚しました。大阪のベストライフという業者が家に取立てに来たのです。このときに家族に知られて、母も自分自身どうすることも出来ない状態になっていたようで、私も困っていました。

そんな折、弟が高松あすなろの会の情報を聞いてきてくれました。私は、早速電話をかけ予約を取り相談に参りました。当時は、瀬戸内町に事務所があったときでした。

入会後

この時は、借金は大阪のベストライフだけだと思い、ベストライフの整理を行いました。ところが、ベストライフの支払いが終わるころに、またまたほかに数社のサラ金業者から借り入れていたことが発覚したのです。

その数社の借金は、アイク(現CFJ)が、不動産担保をつけて「おまとめローン」にして一括返済をしていました。アイクの契約書を見ると、主債務者は、年金月額約35,000円しかない母で、保証人は、脳梗塞で寝たきりの父でした。

アイクは、母が毎月の支払いをきちんとできると思って契約したのでしょうか?

担保は、当時両親が住んでいた父名義の土地・建物でした。アイクはこれを狙っていたとしか思えません。

この時も、私が、高松あすなろの会の勉強会等に参加して、アイクの整理をし、その他のサラ金業者は、過払い請求を行いました。

年金担保貸付も

数年後、次は年金担保貸付を利用していたのがわかりました。もちろん、家族は誰も知らないことでした。

発覚したのは、私の勤め先から扶養の関係で、母の年金支払明細書が必要なので提出するように言われたことがきっかけでした。母に「社会保険庁からの年金支払明細書のハガキを出してほしい」と言うと、母は「そんなハガキは来ていない」と言ったので、社会保険事務所に行き確認したところ、母の年金は「年金貸付の為証明書送付致しません」と言われました。また、父の遺族年金(6年前に他界)も確認すると、支給額の半額を年金貸付で利用していました。

母は、年金の支給日になると、朝からソワソワし、早くに外出して帰宅は決まって夜遅くになっていました。年金支給日は、必ず銀行に行き、振り込まれた年金を全額引き出し、パチンコに行っていたようでしたが、それは母自身の年金ではなく、父の遺族年金だったのです。

またまたサラ金からの借り入れ

昨年の10月頃、男の人から母あてに電話が掛かってきました。私の娘が電話を取って母に替わりましたが、娘はその男の人が「サラ金では?」と思ったらしく、私に「また、おばあちゃん、サラ金から借りてるんとちがう?」と言ってきました。

娘は、自分の子供達(母のひ孫)に悪い影響になるのではないかと心配でたまらないようでした。日中、家の中で母とひ孫だけになるときがあり、「そのときサラ金の取立てがあったら…」と心配しているのでした。調べたところアストというサラ金で、パチンコ仲間?の相保証をしているようでした。

娘は、私に「早くサラ金業者の借金を整理してあげて」と言います。しかし今まで何度も私が代理で解決してきても、母は同じことを繰り返してきました。

今回は、母に全て自分自身の力で解決するように言っています。今は成合町にあすなろの会の事務所が移転し、私の家からは遠くなりましたが、電車とバスを乗り継いで一人で通うように言っています。また、今まで決して行こうとしなかったギャンブラーズ・アノニマス(GA)にも行くように言っています。

いま家族全員で祈っています。「今後は〈パチンコ&サラ金〉のお付合いを止めて! お母さん(お祖母ちゃん)!」

高松あすなろの会の公式ウェブサイトがリニューアル

「命に代わる借金はありません」というコピーと沖縄の画家・中本智里さんの母子3人が描かれた当会のポスターをトップページに掲げ、高松あすなろの会の公式サイトがリニューアルして登場!

会の活動紹介やクレサラ問題での行政への要望なども掲載。ご意見・ご感想をお寄せ下さい。

改正貸金業法が危ない?!

私たち30年来の念願であった高金利被害をなくす法律である改正貸金業法が、危機的状況にさらされています。自民党政権から民主党政権に変わった途端、田村謙治政務官(民主・静岡4区)が中心となって、金融庁に貸金業制度の関するプロジェクトチーム(PT)を作り、ヒアリングを重ねて、今年6月施行予定の同法を変えたり、骨抜きにしようとしたりしています。「貸金業法の施行延期」「特例金利の実現」「総量規制緩和」などの貸金業者側の要求がヒアリングでは数多く述べられています。

主な意見は「貸金業(高利貸)は社会の安全弁」「多重債務は借主の責任」「多重債務対策は心の問題、解決はカウンセリングで」など無茶苦茶です。

全ての議会で「改正貸金業法完全施行を求める意見書」を!

ギャンブルが原因による多重債務は36%(2009年)

  • 2009年の当会入会者のうち、ギャンブルが原因での多重債務者は36.12%でした。
  • 2007年
    32%
    2008年
    28%

    で過去最高。

  • 男女比は男2対女1です。
  • そのうちヤミ金被害者は34.7%です。
  • ギャンブルのほとんどがパチンコです。
  • 約半分の方にギャンブラーズ・アノニマス(ギャンブルをやめたい人の自助グループ・GA)をすすめました。
  • 韓国では2006年にパチンコが法律で禁止されたそうです。

特定調停・過払い金返還請求 勉強会

毎週月曜日(月曜が休日の場合は翌火曜日)午後7時00分より、当会事務所にて特定調停・過払い金返還請求の勉強会をおこなっています。

「継続は力なり!」毎週かかさず参加しましょう。

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