クレジット・サラ金・ヤミ金や生活に困ったら高松あすなろの会 - 『あすなろ通信』2010年8月第155号 -

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『あすなろ通信』2010年8月第155号

発行
高松あすなろの会
主な記事

橋下大阪府政が提案の「大阪府貸金特区」構想に大反対! 皆様の署名ご協力をお願いします!

改正貸金業法完全施行(6月18日)から1ヶ月もたたない7月6日、橋下徹大阪府知事は突如、「小規模金融構造改革特区(上限金利と総量規制の規制緩和)構想」なるものを発表しました。

これは、簡単に言えば、大阪府に本社住所のある貸金業者は、出資法20%を越えた金利(29.2%)を特例で認め(1年以内の短期貸付と20万円以下の少額貸付の条件付き)、法律で定められた総量規制(年収3分の1を超えた貸付禁止)も適用除外とする、いわば「ヤミ金特区」とも言うべきとんでもない構想です。

これは大阪だけの問題ではありません。大阪に本社さえあれば、貸付は大阪府外の人にもできるため、影響は全国に及びます。

これが認められれば、「特区」は大阪府だけでは留まらなくなるかもわかりません。

橋下徹氏は、かつてシティズという貸金業者(商工ローン)の顧問弁護士をしていました。彼は貸金業者の代理人(=代弁者)だったのです。

一説には、「完全施行直後にこんな構想を発表するのは、貸金業界とその支援議員に"貸し"を作るための橋下戦略ではないのか?」との声もあり、橋下知事の暴挙を絶対に許してはなりません!

2010年8月3日付けの日経新聞によると、大阪府が政府に申請したこの「貸金特区」構想は、「判断保留」の宙に浮く状態となっているようですが、「却下」となったわけではありません。「却下」となるまで反対運動を広げましょう。

どうぞ皆様の反対署名を別紙PDF文書小規模金融特区構想反対署名用紙などにご記入の上、当会または直接「大阪いちょうの会」(〒530-0047大阪府大阪市北区西天満四丁目2番7号昭栄ビル北館2階 電話06-6361-0546 FAX06-6361-6339)までお送り下さいますよう、ご協力をお願い申し上げます。

(PDF文書の閲覧・印刷にはAdobe Readerが無料でご利用になれます)

貧困・多重債務・自殺予防対策ネットワーク香川・研修会が始まりました

香川県でも労働・医療・社会保障・法律問題・多重債務問題などの相談が様々な機関や団体・専門家によって行われていますが、いくつかの問題を抱えている方への専門家同士の連携的・連動的な対応はなかなか困難な状況でした。

そこで自殺予防を軸にして、専門家や援助者などが課題や人間関係を深めたり築いたりする場を作りたいという声に基づいて上記のような研修会を始めました。共同代表には精神科医の三野進氏、弁護士の兼光弘幸氏、司法書士の西尾和之氏に就任していただき実行委員会形式で進めていく予定です。

第1回目は7月15日に三野進氏の講義で「うつ病」について研修しました。

40名の異業種の方が熱心に参加されていました。第2回目は9月20日にサンメッセ香川で「ギャンブル依存と自殺予防」を滝口直子氏(大谷大学教授)の講義やギャンブル依存の当事者の体験談を交えて行います。

連絡先は高松あすなろの会です。

武富士のいま

相次ぐ債権譲渡

1

A子さんは、2010年12月、武富士に対し特定調停を申立て、2010年1月に調停が成立し、以後武富士に毎月遅れずに支払っていました。

ところが、2010年6月29日付けで突然武富士より債権譲渡の通知が送られてきました。譲渡先は「有限会社エフエムシー」という会社で、調べたところ貸金業の登録もしていませんでした。

譲渡金額は、特定調停で成立した金額(利息制限法計算)から現在までの返済金額を引いた額で、将来利息も無しとなっていますので、A子さんからすれば、「有限会社エフエムシー」という聞いたこともない会社という一抹の不安があるものの、振込み先が変わる程度の認識だったようです。

2

B男さんは、2001年9月より武富士と取引を始め、現在まで取引を続けていました。

2008年6月からは返済をするのみとなっていましたが、2010年7月20日付けで突然武富士より債権譲渡の通知が送られてきました。譲渡先は「富士クレジット株式会社」という会社で、こちらは近畿財務局登録をしている貸金業者でした。

B男さんのケースは、A子さんと違って、約定残高での譲渡金額でした。将来利息は年18%となっていますが、これまでの取引を利息制限法で計算すれば、当然残額は減るはずです。

過払い金返還の対応

C男さんは、武富士に対して約336万円の過払い(悪意の受益者による利息を含めると約406万円)になっており、2010年5月に返還請求の提訴をしました。

2回目の期日(2010年7月26日)に武富士側は、支配人(という肩書きだけの実権のない裁判要員の社員)が出頭し和解を申し入れてきましたが、武富士側の提示にあきれてしまいました。

「当社(武富士)が認める過払い金は184万円で、その65%の120万円で和解をお願いしたい。そして、支払い日は来年(2011年)5月12日になる」とのことでした。

大幅減額(C男さん請求のわずか29.6%)に加えて支払日が1年近く先…。それを傍聴席で聞いていた私は、「来年5月まで武富士は存在しているのだろうか…?」と(冗談ではなく本当に)思ってしまいました。

おわりに

調停で和解した債権を譲渡するとは、余程まとまったお金が必要なのか、武富士の危機的状況がひしひしと伝わってきます。そしてとんでもない過払い金の和解提示。1〜2年前までに武富士から過払い金を取り戻した皆さんは驚くでしょうが、これが武富士の現状です。

いよいよXデー?

次回のレクリエーションは瀬戸内国際芸術祭 女木島です

7月19日より、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、高松港周辺において、「瀬戸内国際芸術祭2010」が開催されています。

これにあわせて、次回のレクリエーションは、「鬼ヶ島」の別名でも知られる「女木島」へ行きたいと思います。

女木港から徒歩圏内にある芸術祭のアート作品や女木島特有のオオテ(冬の強い潮風から家を守る石垣)などを見学し、その後、延長400メートル・広さ4,000平方メートルもある 「鬼ヶ島大洞窟」 へ行くルートを考えています。

参加希望の方は事務所までご連絡下さい。

開催日
2010年9月4日()
集合場所
高松港 女木島行きフェリーのりば
集合時刻
あさ9時30分
準備物
乗船料(往復400円)
島内バス運賃(往復600円)
鬼ヶ島大洞窟入場料(500円)
弁当・飲食物類(高松駅にスーパーコンビニあり)
雨具
など

お盆休みのお知らせ

8月13日()〜8月16日()は、お盆休みとさせていただきます。

調停・過払い金勉強会は、8月17日()に振り替えて実施します。

特定調停・過払い金返還請求勉強会

毎週月曜日(月曜が休日の場合は翌火曜日)午後7時00分より、当会事務所にて特定調停・過払い金返還請求の勉強会をおこなっています。

「継続は力なり!」毎週かかさず参加しましょう。

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