クレジット・サラ金・ヤミ金や生活に困ったら高松あすなろの会 - 『あすなろ通信』2017年6月第188号 -

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『あすなろ通信』2017年6月第188号

発行
高松あすなろの会
主な記事

生活再建セミナー 家計簿つけたら生活楽になる?

破産や生活保護受給をきっかけに、家計簿をつける人が増えています。3か月、6か月、1年とつけているうちに、貯金や心に余裕ができたという話も聞きます。等々一緒に考えてみたいと思います。

「生活保護を受けていると車には乗れないの?」

最近、生活相談で生活保護の利用を必要とするケースで
「生活保護を受けたいが、家があるから受けられない」
とか
「保護を受けると車が乗れなくなるから生活保護は受けたくない」
などと言って生活保護をあきらめている人に時々会います。生活保護を受けると車は保有できないのでしょうか?

「保護なめんなよジャンパー」事件後の小田原市の「保護のしおり」

神奈川県小田原市でケースワーカーらが「保護なめんなよ」と書かれたジャンパーを着て生活保護行政に携わっていた問題が発覚し、全国から批判を受けみしたが、このほどその批判をうけて「保護のしおり」が改訂されました。

自宅や車については
「預貯金、生命保険、土地家屋、自動車、高価な貴金属など売却や活用が可能な資産がある場合には、その資産を売却して最低生活費に充てていただくこともあります」
としたうえで
「ただし、居住用の不動産は原則として保有が認められますし、個別の事情によっては、自動車やバイクの保有が認められる場合もあります」
と書かれてあります。

社会福祉事務所など生活保護の相談窓口では
「保護を受けると車の保有は原則禁止です」
としか言わない窓口もありますが、実は個別の事情で車は保有できます。では、どのような場合に車の保有が認められるのでしょうか?

車保有が認められるケース

生活保護は生活保護法によって行われ、その詳細は「生活保護手帳」や「生活保護手帳 別冊問答集」に書かれています。それらによれば、自動車の保有についてはおおむね次のとおりです。

個々の事情によって、保有出来たり出来なかったりしますが、詳しく知りたい方は高松あすなろの会にご連絡ください。

私の生活再建

借金整理はしたけれど

ギャンブル依存症となり、3回目の「底付」、借金で首が回らなくなり、元嫁を加えた家族会議で頼りだった父母にも見放され、結局、夜中に働いて借金を返すこととなった。

また、ギャンブル依存から脱出するため、元嫁が見つけてくれたGA(ギャンブラーズアノニマス)も同時に参加するようになり、私の生活は180度変わった。最初は居場所の無かったGAも参加する度に仲間が増え、苦しみを分かち合い、そこから脱出する為、高松あすなろの会を紹介された。

その頃、サラ金過払い全盛期だった事も有り、私も7社のサラ金会社にあすなろの会の手助けを受けて過払い金請求をした。だが、結局、全社返済に至らず「任意整理」の手続きをした。借金は全て無くならなかったものの、大幅に減額され気持ちは随分楽になった。

ただ、GAに通い続け、夜の仕事も続けたが、元嫁に対し3度の「裏切り」による夫婦の「溝」は、埋めきれず、事ある度に「あんた、まだギャンブルやっとん?」と言われ、それが原因で夫婦喧嘩は絶えなかった。結局、4年後に離婚。本当は、その前から離婚の申し出が有ったものの「子どもの親権争い」で中々折り合いが付かず時間を要す結果となった。

お互いの主張は、こうだった。元嫁は長女だけを引き取り、長男は私が引き取る事。私の主張は2人の子供をどちらかが引き取る事。私としては子どもたちを引き裂く事だけはしたくなかった。

話し合いを重ね、結論として「子供たちに親を選んでもらう。」事で折り合いが付き、その結果、私が2人の子供を引き取る事になった。

とても嬉しい結果だったが、現実は大変厳しいものだった。慣れない家事に加え、ダブルワーク。心身ともにボロボロの状態。自分の境遇を恨む事も有ったが、こうなった全ての原因は私のギャンブルに有る事を自分に言い聞かせ何とか頑張り続けた。頑張った結果、ギャンブルでの借金も無くなり穏やかな生活を取り戻せた。

戦場から穏やかな日常へ

現在、長女は進学の為、故郷を離れ、長男と2人暮らしだが、今も忘れられない「風景」が私の心の中に有る。それは、家族3人が同じリビングでそれぞれ好きな事をやりながらも同じ場に居る「穏やかな日常。」だ。離婚前は夫婦喧嘩が多く、将に家庭が「戦場」だった。子どもたちにも「安らかな家庭」を感じさせられずに「嫌な思いをさせた」と後悔している。

失った時間は取り戻せないが、せめてもの罪滅ぼしとして子どもたちが社会人になり巣立つまではこの平和な時間を守り続けたいとおもっている。

ギャンブル漬けの私に「家族」と言う本当に大切な物を気付かせてくれた高松あすなろの会やGAには感謝しても感謝しきれない。この場をお借りして改めてお礼を言いたい。

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