クレジット・サラ金・ヤミ金や生活に困ったら高松あすなろの会 - 『あすなろ通信』2015年6月第180号 -

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『あすなろ通信』2015年6月第180号

発行
高松あすなろの会
主な記事

高松あすなろの会第32回定期総会のご案内

下記の通り、きたる7月27日()午後6時30分より、高松あすなろの会第32回定期総会を開催いたします。お忙しいこととお察し申し上げますが、ぜひとも総会にご参加くださいますようご案内申し上げます。

総会後、懇親会を予定しています。お弁当、お飲物等を用意いたしますので、手配の関係上、参加ご希望の方は7月23日()までに事務所までご連絡をお願いいたします。なお、7月27日の「学習相談会」は、お休みさせていただきます。

日時
2015年7月27日() 午後6時30分より
場所
高松あすなろの会事務所
参加費
無料(お弁当・お飲物等つき)

年金や生活保護を受ける高齢者を狙った、高松市内のヤミ金業者が逮捕されました!

2014年12月9日に実施された全国一斉ヤミ金告発において、年金や生活保護を受ける高齢者を狙った県内のヤミ金業者を逮捕していただけるよう、香川県では当会が香川県警に情報提供していました。

この業者の被害者は、何年も前から複数人が当会に相談に来られていて、そのつど警察に相談をしていたのですが、これまで逮捕には至りませんでした。

この全国一斉告発の前に、別の被害者の方が相談にお越しになり、お話をお伺いすると、年金が入る銀行のキャッシュカードをこの業者は取りあげて、かなりたちが悪いことを繰り返していたようです。

この被害者のキャッシュカードは本人に返却させましたが、このまま放置していれば、高齢者の被害者は増える一方であるため、今回は必ずや逮捕されるよう、証拠資料を県警に提出し、様々な情報も提供していました。また、被害者本人の事情聴取も数度に及び、今回は逮捕への手ごたえを感じていたのですが、年が明けてもなかなか逮捕には至っていませんでした。

そして、2015年5月12日、ようやくこのヤミ金業者を逮捕したと、翌13日の新聞に載りました。逮捕に至ったのは、被害者が勇気を出して警察に訴えられたからだと思います。

最近はヤミ金被害の絶対数は激減していますが、手口は悪質になり、表に出ないように、なかなか発覚させないように、巧妙になっています。

しかし、それでも一人一人が勇気を出して対応すれば、ヤミ金業者は撃退できることが、今回の逮捕によってまた明らかとなりました。

これからも、当会はヤミ金撲滅に向けて活動を続けてまいります。

死ぬことでしか終われないと思っていた私の万引き

6回目の逮捕

万引きを繰り返してきた私は、これまで警察に6回捕まり、今回は21日最大身柄を拘束され、留置場の中では死ぬことばかり考えていました。

弁護士の先生と初めてお会いした時、クレプトマニア(窃盗症)の資料を差し入れていただきました。

私は食い入るように読み、声を殺して泣きました。まさかこんな病気があると思わず、こんな異常な私がどうやったら普通になれるんだろう…といつもいつも考えていました。死ぬことでしか終われないと思っていました。

その資料を見て泣いたのは、治療という方法があり、私も治せるかもしれないと思ったからです。

MTMへの参加

執行猶予中の再犯は、99.8%実刑であると告げられました。それでも治療したいと思う気持ちが強くありましたので、保釈されてすぐ高松あすなろの会のMTM(万引き盗癖ミーティング)に参加するようになりました。

今まで誰にも話せるはずもなかった、隠し通してきた事を話すことには、勇気がいりましたが、だんだんと癒しに変わりました。

おそらくミーティングで泣かなかった日はないんじゃないかと思います。参加しているみんなの気持ちも痛いほどよくわかります。

最終弁論では裁判官にも、ミーティングに参加している人たちは、みんな真剣に治療に取り組んでいて、それが私の励みにもなるし、回を増すごとにいい意識が自分の中に芽生えていることをお伝えしました。

W執行―再度の執行猶予

5月25日が判決で、本当に本当にめったとないW執行(執行猶予中の再犯にもかかわらず再度の執行猶予)という判決をいただきました。

病気とはいえ万引きで被害にあったお店の皆さんには、本当に申し訳ないと思います。まだきちんと謝り切れていませんが、一番の罪滅ぼしは、ずーっとミーティングに参加して、二度と万引きをしない私を作っていくことです。

何年も苦しんできた万引きを治すのは簡単ではありませんし、再度の万引きの不安はまだまだありますが、再度の執行猶予という奇跡のような贈り物を大事に大事にしたいと思います。

弁護士さんを始め、吉田先生、あすなろの皆さん、仲間の皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。

手作りクッキングで楽しく節約 〜懐かしい思い出と共に〜

子供の頃、母はよく手作りのトコロテンを作ってくれた。うだるような暑さの夏休み、ひんやりと冷えたトコロテンを三杯酢で食べると涼しさを感じ、さっぱりとしてとっても美味しかった。

「近くの浜にテングサ(トコロテンの材料の海藻)がいっぱい打ち上げられているから、採りに行こう!」と友人の女性から誘いの電話を受けた母。友人と共に行ってみると波でテングサがたくさん浜に打ち上げられていた。母は、テングサを陽に干して保存。その後、しばらくはトコロテンを食すことが続いたのだった。

生家では、ニワトリを数羽飼っていた。毎日小屋から卵を台所に運ぶのは私の役目だった。生みたての卵は温かく、子ども心にわくわくしたものだった。

それを使って、母はドーナツやホットケーキ、むしパン等をよく作ってくれた。今のような市販のホットケーキミックスはない時代。ドーナツも小麦粉・砂糖・ベーキングパウダー・卵に水を足して作る。母が生地を混ぜて丸くまとめると、私たちきょうだいも手伝って穴の空いたドーナツの形に作っていく。幼い子ども心にも最高に楽しい遊びであった。

母が天ぷら鍋でドーナツを揚げると、小さなドーナツの生地がみるみるうちにふっくらと大きくなっていく。何度見ても飽きない面白さだった。揚げたての温かいドーナツを家族で食べると、素朴で何にも勝る美味しさであった。「ドーナツをみんなで作った!」という事が子どもながらに嬉しくもあった。父もドーナツが大好きだった。ほんわかと幸せな家族の私の原風景である。

その後、長じて私は生家で実った夏みかんでマーマレードを作ったり、かりんとうやクッキー、コーヒーゼリー等を作り、家族と共に食して、手作りの楽しさを実感したのだった。

毎日の献立の手作りメニューだけでなく、おやつもなるべく手作りにして健康にも配慮していきたいと思っている。手作りだと大変節約効果があり、家計にもやさしい!! 砂糖や塩分、油分も減らす事が出来、非常にヘルシーでその積み重ねは大きい。作る楽しさや喜びも味わえるのである。

あるスーパーで甘かん5ヶ入150円と非常に安かった。店員さんに聞くと地元の農家さんが直接持って来られているそうだ。新鮮で甘い! 野菜も格安だった。その甘かんを使って初夏の味わいのドリンクを作った。

簡単爽やかな甘かんミルクドリンク

材料(一人分)
作り方
  1. 甘かんをよく洗い、横半分に切り果汁をしぼる。
  2. ボールに牛乳と(お好みで砂糖を入れ)、果汁を少しずつ加えながらよく混ぜる。(蓋つきポットに入れシェイクしても簡単です)

甘かんの代わりにハッサクやその他の柑橘類でも美味しくできます。

牛乳の味が苦手な方も、爽やかで飲みやすくなります。お子様のおやつにもよく、夏バテ予防にもお勧めです。(私は実は牛乳だけ飲むのは、少し苦手ですが、砂糖を入れずに美味しく飲んでいます)

高松市の生活保護同行支援 〜「天使にも悪魔にもなる」などと自ら言う担当者〜

当会と弁護士の同行支援にて現在生活保護を受給しているA子さん(後期高齢者)から、先日お伺いした話です。

生活保護申請後、市の担当職員B氏(男性)が一人でA子さん宅へ生活実態の立入調査に来ました。

B氏はA子さんが玄関のドアを開けるやいなや「高松市のBと申します」と言って、A子さんの同意も得ず家に上がり、一目散に台所へ行き、何も言わずいきなり、これまたA子さんの同意も得ず、B氏自らの手で勝手に冷蔵庫を開けて、中を調べ始めました。

あっけにとられたA子さんは、気を取り直して「何でそういうことをするんですか?」とB氏に尋ねると、「貴金属等高価なものを隠していないか調べてるんです」と答えたそうです。

次にB氏は寝室へ行き、タンスを開けようとしたので、A子さんは「そこには下着しか入っていませんよ」と言うと、B氏は開けるのを止め、次は浴室へ行き浴槽の中などを調べて帰ったとのことです。A子さんはまるで自分が犯罪者になったような気分になったと述懐していました。

これは、警察の犯罪捜査よりもひどい扱いではないかと思われます。高齢者とはいえ女性の独り暮らしの家へ男性が一人で来て、本人の同意も取らず勝手に家に上がり、勝手に冷蔵庫やタンスを開けることは、警察の捜査でもしないでしょう。捜査令状があっても1人で行くことはないはずです。

また、私(山地)自身も、生活福祉課の別の某職員C氏から、いやな思いをさせられたことがあります。

D子さん(30歳代)は事情により働けなくなり、当会の支援にて生活保護を受給することになりましたが、決定が出て最初の支給のときに私も同行いたしました。

受付担当者が、D子さんの地区担当者を紹介しておくとのことで、C氏を連れてきました。受付担当者はC氏に当会のことを伝えていなかったようです。

私は普段スーツを着ていませんので、C氏はジーパン姿の私をD子さんの夫と勘違いしたのか、C氏は、私とD子さんを鋭い眼つきで睨み付け、「あなたたちの対応次第で私は天使にも悪魔にもなりますから!」と言い放って去っていきました。あまりにも予想出来なかった言葉のため、私はあっけにとられて笑うしかありませんでした。受付担当者は気まずそうに「余計な事を言って…」と口ごもっていました。

私はあの眼つき、言葉がいまだに脳裏にこびりついています。生活福祉課の職員たちは、普段私たち支援者が同行すると言葉遣いや対応はとても丁寧です。ところが当事者が支援者なく訪問すると、対応は全く違うと当事者からよく聞いていましたが、わたしは「あぁ、これがそうなのか…」ととても残念な思いになりました。当事者の激しい怒りがよくわかりました。

D子さんを今悩ませていることは、7月から住宅扶助が引き下げになることです。高松市の場合、これまで上限が41,000円だったのですが、4,000円も下がり37,000円になります。D子さんの家賃は40,000円ですので、家賃の契約更新までに大家と交渉して37,000円に下げてもらうか37,000円以下のところに引っ越すかを生活福祉課から言われているそうです。

住宅扶助引き下げでお困りのかたへ

住宅扶助の引き下げは厚労省の指導のもと、全国的に行われます。ただし、厚労省は自治体への通知で、

- といった特別な事情がある場合は「旧基準額を適用して差し支えない」と明記していますが、このことを受給者に知らせないまま転居等を促す自治体もあると新聞で報道されています。

会員の方、あるいはお知り合いの方で、同じく住宅扶助引き下げでお困りのかたは、高松あすなろの会にご相談ください。

万引きがやめられなくてお困りの方へ

何度も逮捕され、執行猶予中でありながら、万引きがやめられない――クレプトマニア(窃盗症)の問題でお悩みの方は、高松あすなろの会へご相談を。

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