クレジット・サラ金・ヤミ金や生活に困ったら高松あすなろの会 - 『あすなろ通信』2014年9月第177号 -

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『あすなろ通信』2014年9月第177号

発行
高松あすなろの会
主な記事

「窃盗症、服役より治療を!」

大きな一歩の判決が言い渡されました。

体験談『生活再建は難しい』

借金苦で最後は毎日自死まで考えていた私は、2000年9月に新聞の切り抜きを頼りに高松あすなろの会に辿り着きました。もう14年も前のことですが、そのときの記憶は、今でも鮮明に昨日のことのように蘇ってきます。

親子3人で総額1500万円の借金は、それまで苦悩していた地獄のような長く辛かった日々は何だったのだろうかと思えるほど、簡単に解決できていきました。

ただ、父の特定調停で決まった支払回数は42回払い(3年半)でしたが、順調に支払っていた途中で、父が定年後パートで勤めていた会社が倒産してしまいました。幸い次の仕事は早く見つかったものの、収入は減り支払っていくのはたいへんでした。それでも何とか払い終えることはできました。

2004年、晴れて借金は全て無くなり、これから貯金をしていこうと思っていた矢先、借金が無くなるのを待っていたかのように、洗濯機、給湯器、炊飯器、エアコン、テレビと、次々と家電製品等が壊れていき、買い替えを余儀なくされ、貯金どころではなくなりました。

そして、私の成人病(生活習慣病)による医療費の増加。の5つを「死の五重奏」と言うそうですが、私は全て該当しています。医療費は3割負担で毎月1万円かかっています。私の場合、これらは痩せれば解決するのですが、この15年の間、
  1. ダイエット(35kg減)
  2. リバウンド(40kg増)
  3. ダイエット(25kg減)
  4. リバウンド(25kg増)
  5. ダイエット(20kg減)
  6. リバウンド(9kg増)
と繰り返すうち、なかなか痩せられない体になってしまっています。35kg痩せても、それをずっと維持することはとても難しいことです。

さらに母親が「顕微鏡的多発血管炎」という難病に罹り、現在は人工透析になってしまいました。発見が早ければ寛解も可能だったのですが、地元医院ではその病気に気づかず誤診されたままになり、かなり悪化して大病院で診断されました。もともと関節等が悪く歩行困難で要介護2だったのですが、人工透析になったことから内臓の身体障がい1級にもなってしまいました。

歩行困難の要介護2では、介護保険を使って介護ベッドや車いす、段差スロープのレンタルやトイレの住宅改装、ポータブルトイレの購入、訪問介護ヘルパーなど、いろいろ費用がかかりますし、保険適用外で腎臓病食の購入も必要です。また、人工透析になる前は「特定疾患(しっかん)」の指定病であったため医療費は全額公費負担だったのですが、人工透析になってからは「特定疾病(しっぺい)」扱いとなり、毎月1万円の実費がかかるようになりました。

身体障がい1級になって役所から利用できる割引サービス等の説明がありましたが、多くは介護保険で利用しており、母が新たに利用できそうなサービスはほとんどありませんでした。

両親は共に後期高齢者となり、現在は年金だけの収入です。その年金も手取りは以前に比べてずいぶんと減ってしまいました。私の給料も減りました。私は本業とは別に1ヶ月2〜3万円の夜勤の仕事もやっていますが、ある程度貯まると上記のような家電や介護関係や自家用車の故障や車検で無くなってしまいます。

そしてこの4月からの消費税増税。やはり毎月の生活費の出費は増えています。2015年10月にはさらに2%上がって10%になる予定のようですが、増税分は、内閣が「社会保障と税の一体改革」と掲げているようにしっかりと社会保障の充実に使っていただきたいと思います。

借金の無い生活を10年間続けてきましたが、収入は減り支出は増え続ける状況で生活はなかなか安定いたしません。病気もいろいろ罹り、将来のことを考えると明るい希望は見出せません。高齢者の自死が増えていますが、私は高齢者が死にたくなる気持ちはよくわかります。借金がある頃の希死念慮は、借金が解決すればそれも一緒に消え去りました。ところが、将来に不安を抱えている今、希死念慮は再び私の心の中にひそかに宿っています。

借金が無くなれば、生活は安定すると思っていました。ところが、経年とともに予想できなかったことがいろいろ起こり、生活再建はうまくいきません。借金が無くなって10年、今もお金に振り回され続けている私です。

生活再建は難しい。

トピックス: 高松市のヤミ金業者が貸金業法違反で逮捕されました

貸金業の登録を受けないまま、およそ130万円の金を高齢者に貸し付けたうえ、相手の年金や生活保護費の振込先口座のキャッシュカードを預かっていたとして、高松市の75歳の男が貸金業法違反の疑いで逮捕されました。

警察の調べによりますと、容疑者は、貸金業の登録を受けずに、おととし2月からことし6月までの間に、4回にわたって、高松市内の喫茶店などで、市内の70歳代から80歳代の男女3人に対し、あわせて128万円あまりを貸し付けたほか、そのうち2人から、返済を受け取ることを目的に、年金や生活保護費の振込先口座のキャッシュカードを預かっていたとして、貸金業法違反の疑いがもたれています。

警察は、3人のほかにも多数の客がいたとみており、余罪をさらに詳しく調べることにしています。

ヤミ金広告物

去る9月2日、香川県で違反広告物県内一斉除却活動が実施されました。当会は、香川県より除却活動推進団体として認定されており、当日も当会から3名一斉除却活動に参加し、約40枚のヤミ金貼り紙を除却いたしました。

昨年10月より高松市内において大量のヤミ金貼り紙が電柱等に貼られていましたが、度重なる除却活動により現在は鎮静しています。はがし残しのヤミ金看板を見つけられた場合は、当会までご一報ください。

高松あすなろの会 2014年 年会の予告

少し気が早いかもしれませんが、今年の年会の日程が決まりましたので、予告させていただきます。詳細は、次号(2014年11月発行予定)にてお知らせいたします。

南ファミリー劇団 貸切公演 年会
日時
2014年12月13日()午後6時より
場所
芝居茶屋 新道しるべ
参加費
3,500円
  • お弁当、飲物付
  • 差し入れ大歓迎!!

万引きがやめられなくてお困りの方へ

何度も捕まって、執行猶予中でありながら、万引きがやめられない――クレプトマニア(窃盗症)の問題でお悩みの方は、高松あすなろの会へご相談を。

多重債務・生活再建の勉強会

調停・過払い金返還勉強会に加えて、破産手続きの勉強会など多重債務全般のほか、生活するうえでの困りごと「なんでも勉強会」です。

会員の方は、どなたでも参加できます。足が遠のいている方もどうぞお気軽にご参加ください。

「継続は力なり!」毎週かかさず参加しましょう。

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